こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
1年のうちで最も気温が下がるこの時期に作る味噌を“寒仕込み”といい、前年の秋に収穫した新大豆と新米を原料とし、1月、2月の寒い時期に仕込みを行う伝統的な味噌作りの方法です。寒さが厳しいこの季節は、雑菌も少なく仕込みに最も適しているといわれています。
味噌は1年中仕込めるものではありますが、暑いと発酵が一気に進んでしまいます。冬に仕込んで、春から夏の暑い時期にかけて発酵・熟成させ、秋に気温が下がってくると塩味の角がとれ、何ともまろやかな味わいに仕上がります。
味噌は原材料や作り方、地域によっても味わいが異なり、麹の違い、豆の違い、色の違い、辛口や甘口など様々な種類があり迷ってしまうことも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、基本の味噌の作り方から変わり味噌まで、今まで当メディアで掲載してきた味噌の作り方をまとめましたので、この機会にお好みの“手前味噌”を作ってみてはいかがでしょうか?
手前味噌を作ってみよう
初心者におすすめ
【基本の米(麹)味噌】
【基本の麦(麹)味噌】
・麦の香りと甘みが凝縮!「麦味噌」を仕込む
【基本の合わせ(米麹と麦麹)味噌】
・米麹と麦麹をブレンド!「合わせ味噌」を仕込む
中級者におすすめ
【黒豆味噌】
・黒さが旨みのもと! こっくり濃厚な「黒豆味噌」を仕込む
すぐに食べたい人におすすめ
【冬4週間、夏2週間でできる】
・2週間でできる! “西京風味噌”を作ろう!
・ほっこり味でリピ確実! すぐできる短期熟成「白味噌」
・小豆の香りと甘みにハマる人が続出! 短期熟成「小豆味噌」
・ほくほくのヒヨコ豆で味噌づくり。豊かな香りと旨みが生まれます!
・4種の豆と4種の麹で仕込むから、まちがいなく旨い!「いろいろ豆といろいろ麹の倍麹味噌」
【番外編】
・“自作味噌”のカビ予防法! 耳より4選
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
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