買った味噌が今一つ旨味がない、塩辛すぎる、口に合わない、などという経験はありませんか。そんな“イマイチ味噌”の旨味を倍増させる裏ワザの「増し麹」で、お好みの味噌に仕込み直しましょう。
自作味噌づくりに踏み込めない方は、まず「増し麹」で市販の味噌が美味しく変わっていく楽しさを味わいませんか。方法は簡単、味噌に米麹と塩を加えて寝かせるだけです。
「増し麹」の分量
増し麹に使う麹と塩の量は、“イマイチ味噌”の状態によって変わります。下記はあくまでも参考例です。
※分量の割合は味噌1に対するもの。たとえば「旨味が足りない味噌」1000gであれば、麹300g、塩50~60g。
「増し麹」の方法
1./麹と塩(入れない場合あり)をビニール袋に入れてよく混ぜ、麹はほぐしておく。
材料を用意する
2./イマイチ味噌を1に入れ、よく手で揉んでまんべんなく混ぜてから口を結ぶ。
味噌を入れる
手で揉んでまんべんなく混ぜる
3./常温で最低2ヵ月は寝かせる。長く寝かせると熟成味噌になり、味が丸くなる。
味噌は大豆と米麹という、貴重な発酵食品の一つです。「増し麹」でお好みの味に仕立てて美味しくいただきましょう。