2ヵ月前に仕込んだ衣類圧縮袋で作る手前味噌の2ヵ月経過後の状況を報告します(仕込み時は「“衣類圧縮袋”で味噌を作ろう!」/2016.02.13配信、1ヵ月経過後は「“衣類圧縮袋で味噌を作ろう”1ヵ月経過報告」/2016.3.15配信)。
圧縮袋がパンパン、麹の活動が活発に
気温が上がってきたせいか、圧縮袋がパンパンになってきたので、3日に1回程度空気を抜き、また密封するという作業を行うことにしました。抜いた空気は麹臭が強烈ですが、まさに味噌蔵に入った感じの良い匂いです。味噌が入っているポリ袋には「たまり」が溜まっています。味噌を触った感じではだいぶ水っぽいようなので、「たまり」を少し抜いて、再び密封しました。抜いたたまりを舐めてみると、コクと旨味のある醤油という感じです。お刺身に合いそうです。
ポリ袋と圧縮袋で極力外気に触れさせていない効果か、味噌にはカビも生えておらず、順調に発酵しているようです。
発酵によるガスで圧縮袋はパンパン
「たまり」は色は薄いが、コクのある味
味はだいぶ味噌らしくなってきた
味噌を試食してみました。1ヵ月前は味噌というより「しょっぱい大豆のペーストと麹を食べている」感じでしたが、2ヵ月が経過すると、塩カドが取れてきて、だいぶ味噌らしくなってきました。麹と大豆を食べているという状態から、「味噌らしきもの」を食べている感じへと変わってきました。見た目は大豆と麹がはっきりと分かれている状態から、麹のご飯つぶの形がだいぶなくなってきました。麹が大豆のペーストと混ざり合ってきている様子です。これからまだまだコクが出ておいしさが増してくるでしょう。楽しみです。
1ヵ月経過の写真。麹のご飯つぶがまだ全然崩れていません。
2ヵ月経過の写真。麹のご飯つぶの形が崩れ、大豆と混ざってきました。
「“衣類圧縮袋”で味噌を作ろう!」/2016.02.13配信
「“衣類圧縮袋で味噌を作ろう”1ヵ月経過報告」/2016.3.15配信