絶品!! スルメの塩麹漬け

カテゴリー:レシピ 投稿日:2016.06.07

鳥取の郷土料理「するめいかの麹漬け」

するめいかの一夜干しを使って作る麹漬けは、鳥取県の郷土料理です。イカの漬物といえばイカの塩辛が有名ですが、塩辛は生イカを使います。しかしこの「するめいかの麹漬け」は生イカではなく、一夜干ししたするめいかを使うことが特徴です。冷たい海風で干したイカは1日で乾燥し、適度な塩気と甘みを含みます。それを麹と調味液で漬け込むと旨味が凝縮されて、日本酒のお供として最高の一品になるのです。

 

市販のスルメを使って作ってみた!

そうは言っても、なかなか日常生活で「するめいかの麹漬け」は手に入りません。そこで編集部では市販のスルメを使って、オリジナルの塩麹漬けを作ってみました。

 

●スルメの塩麹漬けの作り方

【材料】

・細切りされたスルメ:1枚分

※普通のスルメを細く切っても良い

・塩麹:大さじ2杯程度

・酒と砂糖を混ぜて煮切ったもの:塩麹の2倍量程度

・唐辛子:適宜

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【作り方】

1./器に材料を全て入れて、よく混ぜ合わせる。

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2./ビンなどの保存容器に入れて、冷蔵庫で10日程度寝かせる。

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3./保存中は1日に1回程度かき混ぜる。

4./スルメが生いかのように柔らかくなったら出来上がり。

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塩麹で漬けたスルメはただのスルメよりも味わい深く、食べ始めたら止まりません!日本酒のお供にももちろん合いますが、ホカホカのごはんに乗せて食べても絶品です。出来上がるまでに少々時間はかかりますが、基本的には混ぜるだけで大した手間はかかりません。日頃なかなか出会えない山陰地方の郷土料理を、ご自宅で簡単に作ってみてはいかがでしょう。

 

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この記事を書いた人

編集部
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