そろそろ味噌作りの季節。味噌づくりはやってみたいけど、面倒くさい、失敗するのでは… と思っている方は少なくないと思います。それなら手作り味噌入門として、まず超簡単な「おから味噌」を作ります。一度ご紹介しましたが、味噌作りに良い時季なので、再度ご紹介します。
材料は「生おから」と麹、豆乳、塩。あとはポリ袋で混ぜて寝かせるだけ。こんなに簡単にできるの? と拍子抜けするほどです。これから寒くなるとカビも生えにくく、味噌作りには絶好です。安心安全で発酵の魅力にも触れられる味噌作りを、まず「おから味噌」から始めてみましょう。
・関連記事:【はじめての味噌作り2】超短期、1日でできる「一晩味噌」
「おから味噌」の作り方
「おから」は豆腐店で買えればベストです。作りたての「おから」は甘みがあります。
味噌は長時間かけて柔らかく茹でた大豆を、細かく丁寧につぶす準備がいりますが、「おから」なら最初から細かく潰れているので、茹でる道具も潰す手間もいりません。すぐ味噌作りに入れます。
【材料】
・おから:200g
・米麹:400g
・無調整豆乳:100cc程度(濃厚豆乳がベスト)
・粗塩:70〜80g
材料はこれだけ!
【作り方】
1./麹と塩をポリ袋に入れて、麹をほぐしながら袋を振ってよく混ぜる。
2./おからをボウルに入れ、豆乳を少しずつ加えながら、団子ができるぐらいにまとまるようにする。
握って団子ができる程度にする
3./2を1に入れ、袋の中に手を入れて1と2が完全に混ざるようにほぐしてこねる。
麹とおからを完全に混ぜる
4./空気を抜きポリ袋の口をとじるか、密封袋に入れ替えて空気を抜いてとじる。
5./常温で1ヵ月程度寝かせた頃から食べられるが、3ヵ月〜6ヵ月程度経つとまろやかな味になる。
最初は真っ白
1週間でもう味噌色に変化
3ヵ月で立派な味噌に!
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