ヘルシー代表のような食材といえば「おから」。和食だけでなく、洋食にも重宝します。
子供も大人も大好きなハンバーグ。ついつい食べ過ぎてしまった、という経験はありませんか? 具材に、肉と同量のおからを使えば、カロリーと脂肪分をぐっと抑え、植物繊維をたっぷり摂ることができますよ。パサパサしないの?という心配はご無用。特製ソースで煮込むことによって、ジューシーで美味しくなります。
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おからハンバーグの作り方
ハンバーグ用の特製ソースとは、白ワインと醤油とケチャップとみりんを合わせた物。意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、絶対おススメです。
十分に火を通すために、焼きハンバーグは真ん中をへこませますが、煮込みハンバーグは中高にして厚い肉感をお楽しみください。肉は合挽きでなくても、牛、豚、鶏、お好きな挽き肉で結構です。
【材料】
・合挽き肉:300g
・おから:300g
・タマネギ(みじん切りにしておく):100g
・卵:2個
・牛乳:50ml
・塩:少々
・こしょう:少々
・サラダ油:適量
・白ワイン:100ml
・醤油:100ml
・ケチャップ:100ml
・みりん:20ml
【作り方】
1./ひき肉に塩とこしょうを加え、粘り気が出て1つにまとまるまで、よくこねる。
1つにまとめる
2./1におから、タマネギ、卵、牛乳を入れて、よく混ぜる。
材料すべてをよく混ぜる
3./8等分し、中高の小判型にまとめる。
まん中を盛上げて肉感を楽しむ
4./フライパンに油を入れ、火にかける。油が熱くなったら、3のハンバーグを入れ、中火で焼く。表面に焦げ目が付いて、形が崩れない程度に固まったら、引っくり返して裏面も同様に焼く。途中、フライパンに引っ付きそうになったら、サラダ油を足し入れる。
表面を焼き固める
5./ソースを作る。器に、白ワイン、醤油、ケチャップ、みりんを入れて、よく混ぜる。
6./5のソースを4のフライパンに入れ、弱火にして煮込む。
7./途中で一度、裏表をひっくり返し、両面からしっかり煮込む。ソースが半量ほどになったら、出来上がり。お皿に取出し、ソースをかける。
お好みの野菜を添えて
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。