豆乳で作るチーズは、牛乳などの動物由来のものに比べて低カロリーで高タンパク。ダイエット中に、食べ応えがあるものが食べたいなと思う時に最適です。見た目は固い木綿豆腐のようですが、しっかりとコクもあり、そのまま食べてよし、料理に使ってよしのうれしい逸品です。
豆乳チーズの作り方
今回は、はちみつを種菌に使ったヨーグルトで作ります。ヨーグルトであれば何でもできるので、種菌は問いません。
豆乳チーズはヨーグルトと異なり、水分はホエーで出てしまうので種菌の甘味などは残りません。ドレッシングやグラタンなどの料理に使うと、これがもとは大豆?と思えるほどコクがあり、とても美味しく仕上がります。
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【材料】出来上がり100g程度
・無調整豆乳:500cc
・はちみつ:大さじ3
【チーズを作る道具】
・さらし布:50cm程度
・ザル:1個
・ボウル:1個
【作り方】
1./豆乳にはちみつを入れてよく混ぜ、常温で半日~1日程度放置する。紙パック入りの豆乳であれば、パックの上部を切り、はちみつを入れて混ぜてクリップで止めるだけでOK。チーズは少し過発酵気味の方が絞りやすいので、“す”やひび割れができるまで発酵させる。
過発酵気味まで発酵させる
2./ボウルにザルを置き、さらしを広げて豆乳ヨーグルトを入れて濾(こ)して水分(ホエー)を切る。これ以上自然に水分が切れないところまでいったら、さらしをねじって水分を切る。出たホエーは塩を入れて水キムチを作ると美味しい。
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さらしで絞ってホエーを切る
3./2をさらしごとさらにぎゅっと絞り上げ、巾着絞りのように固めて出来上がり。
キンと冷やして梅干の蜜漬けとシロップで、夏バテ防止の美味しいデザートに。
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梅干の蜜漬けとは相性抜群
チーズをほぐしてオリーブオイル、ナンプラー、胡椒と合わせると食べ応えのある豆乳チーズドレッシングに。
コクがあってトマトと合う!