英国生まれの薬草チーズ 「セージ・ダービー」

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2018.03.01

「癒しの草」セージの効能

「癒しの草」ともいわれるハーブのセージを練り込んだ「セージ・ダービー」のご紹介! 17世紀に英国で生まれた歴史のあるチーズ。もともとは、収穫祭やクリスマスなどのお祝い時に食べられる特別なチーズだったとか。

セージは、殺菌作用や抗酸化作用の高いハーブとして知られています。

そのほかに、防腐、収れん作用、制汗、内分泌調整などの効果も期待でき、生理不順を改善し、更年期の諸症状を緩和してくれるという、女性にとっても嬉しい効能があるとされています。

古くから民間療法に用いられ、「癒しのハーブ」としてリラックス効果があり、魔除けや浄化、薬としても使用されてきました。

セージ・ダービー発祥の地、イギリスでは「長生きしたければ5月にセージを食べよ」ということわざがあるほど、長寿と結びつけられ、ほかの薬草とは一線を画す存在。

花言葉の「幸福な家庭・家庭の愛・家庭的」という言葉からも、家庭の健康や幸せを象徴するハーブとして、長年、家庭の万能薬としてつかわれてきた背景がうかがい知れます。

 

セージ・ダービーの味は?

セージは乳製品との相性が抜群! クリームソースやバターソースなどに用いると、豊かな風味をつけてくれます。味は、セージのさわやかな香りが広がり、まろやかで旨味もある、とても食べやすいチーズといえます。

ウグイス色をしたきれいなマーブル模様。色づけに、セージのほかにほうれん草のペーストも練り込まれています。

そのままワインやビールなどのおつまみとして、ハムと一緒に挟んだサンドイッチなどにも好相性のチーズです。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい