低糖質ダイエットブームや健康志向から、最近では高タンパク低カロリーのサラダチキンが大人気です。そこで、サラダチキンに麹の旨味をプラスして甘麹サラダチキンを作ります。サラダやサンドイッチはもちろん、和食にも合うスグレモノ。保存も効くので年末の忙しい時のお昼や夜食などに大活躍です。
甘麹サラダチキンの作り方
サラダチキンはほんのりとした甘味が加わると一層美味しくなります。そこで、麹を糖化させて甘味を出してから塩を加えた甘麹を使います。甘麹は少し甘味が欲しい味付けのものを作る時に大変便利な調味料でもあります。さらにチキンを作った後の調味液でコクのあるドレッシングを作り、無駄なく最後まで麹をいただきます。
【材料】
・鶏胸肉(皮をむいたもの):2枚
・麹:50g
・ぬるま湯:50cc
・塩:大さじ1/2
・月桂樹の葉:1~2枚
・ローズマリー(お好みで):少々
・粗挽き黒胡椒:少々
鶏は皮をむいて、よりヘルシーに
【作り方】
1./甘麹を作る。保存容器に麹、ぬるま湯を入れて日当たりの良い場所に1日置くか、甘酒を作る要領で糖化させる。
2./チャック付き保存袋に1、塩、胡椒、月桂樹の葉、ローズマリーの葉を入れ、袋をもんでよく混ぜる。
3./2に鶏胸肉を入れ、よくもんで調味液をなじませ、水をはったボウルに少し口を開けた袋ごと入れ、空気を抜いて口を締め、冷蔵庫で3~5日ぐらい寝かせる。
水圧で袋の空気を抜いて口を締める
4./大きめの鍋にぐらぐらするまで湯を沸かし、3を入れて火を止めてフタをし、完全に冷えるまでそのまま置いて出来上がり。
甘麹チキンの調味液ドレッシングの作り方
サラダチキンはそのまま食べてももちろん美味しいのですが、ほぐしてサラダにすると一層味が引き立ちます。ドレッシングも鶏を入れてゆでた調味液を使い、麹と鶏の出汁の出た旨味あるものにします。今回は当マガジンでも紹介した柿100%の柿酢で作りました。
1./チキンができたら袋から出し、残った調味液を取り出す。
2./1と同量の柿酢と1を合わせ、味を見て塩加減を調整し、胡椒、オリーブオイルを入れて出来上がり。
柿酢と鶏の調味液を使う
まろやかなドレッシングがぴったり
また、ほぐしたものは卵おかゆのトッピングにもとてもよく合います。
胃にとてもやさしい味
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