麹に醤油を加えて数日そのままにしておくだけで完成する「醤油麹」は、いつもの醤油と同じように料理に使うだけで、旨味とコクがアップする万能調味料だ。夏バテや食欲が落ちることが多い夏は、醤油麹に「にんにく」をプラスして、「にんにく醤油麹」をつくっておくのがおすすめ。
ビタミンB群を豊富に含む麹に、ビタミンB1やカリウム、疲労回復や風邪の予防に効果が期待されるアリシンといったさまざまな栄養たっぷりのにんにくのパワーが加わった「にんにく醤油麹」。にんにくがプラスされることで、醤油麹よりも風味とパンチが格段にアップしたパワフルな調味料だ。
つくり方は簡単。醤油と麹で醤油麹をつくる際、細かく刻んだにんにくを一緒に瓶に入れ、混ぜておくだけ。発酵が進みやすい夏場は冷蔵庫に入れておくのがコツだ。
【材料】※つくりやすい分量
・醤油麹:200g
・にんにく:3かけ
【作り方】
1./醤油麹をつくる際、またはすでにできている醤油麹に、みじん切りにしたにんにくを加え、混ぜる。
2./1~2日に一度、新しい空気を含ませるようにかき混ぜながら、冷蔵庫で保管。1週間で完成。
完成したにんにく醤油麹は、そのままの美味しさ味わうなら冷ややっこや生野菜にトッピングをしてもOK。チャーハンをつくるときの調味料にしても美味。鶏肉や豚肉をひと晩、漬け込んでおくと、焼くだけで柔らかくてジューシーなうえに、にんにくの風味を味わえる絶品の肉料理になる。
卵黄をひと晩漬けておき、炊きたての玄米ご飯の上に乗せれば、元気がみなぎる贅沢な朝ご飯を味わうこともできる。