千枚漬けは、薄切りにした聖護院かぶらと昆布、唐辛子とともに酢漬けにした京都の高級漬け物の代表です。今回は聖護院かぶらのかわりに、普通に手に入る大きめのカブで作ります。材料も入手しやすく作り方も簡単で、食べると少しぬるっとする食感が千枚漬けそのもの。
「千枚漬け」の作り方
冬のカブは柔らかく、甘味もあるのでとてもおいしくできます。カブを選ぶ時は、本来は聖護院かぶらなので、なるべく大きなカブにします。
【材料】
・カブ:約500g
・水:500cc
・塩:15g
・三温糖:80g
・酢:200㏄
・だし昆布:10cm程度
・鷹の爪:2~3本
【作り方】
1./カブは葉を根元の部分から切り落とし、スライサーで薄く輪切りにする。
2./ボウルに水を入れ、塩をよく溶かしてから1を入れる。カブが全部浸かるようにしてから1昼夜そのまま放置する。
3./1昼夜経った2をザルに上げしっかり水気を切って、タッパーなどの容器に並べる。一段並べるごとに、5mm幅程度に切った昆布と輪切りにした鷹の爪を入れる。
4./酢に三温糖を入れてよくかき混ぜ、三温糖を溶かしてから3に流し入れ、冷蔵庫で2~3日漬けて出来上がり。