温泉卵はゆで加減や温度が難しいと思っていませんか?そんなことはありませんよ。時間さえ守ればいつでもおいしい温泉卵がいただけます。2種類の作り方をご紹介しますが、いずれも超簡単。朝食のおともに、ぜひ試してみてください。
●お湯で作る「温泉卵」
卵は冷蔵庫から出してすぐのものでOKです。卵は入れ過ぎるとすぐお湯の温度が下がって固まりにくくなるので、鍋の底面積の1/2程度の個数が目安です。また、鍋はふたをしないのがコツ。ふたをしてしまうと、お湯の温度が下がらずゆで卵になってしまいます。
【作り方】
1./鍋に卵の2倍の高さになるぐらいたっぷりのお湯をグラグラに沸かす。
2./卵の黄身がくずれないようにおたまなどを使って静かに鍋に入れて、火を止める。
3./鍋にふたをしないで、12~15分放置した後、水に入れて冷やして出来上がり。
●電子レンジで作る「温泉卵」
温泉卵は電子レンジでも作ることができます。爆発を防ぐため、黄身に楊枝で穴をあけることがポイントです。
【作り方】
1./カップに少したるませてラップを敷き、そこにだし汁(後述)を大さじ1程度入れて生卵を静かに割り入れ、楊枝で黄身に1ヵ所穴をあける。
2./500Wの電子レンジで40~50秒加熱して出来上がり。
●だし汁の作り方
温泉卵は、おいしいだしを作っていただきましょう。このだしは、納豆のたれや、おひたしにかけてもOK!
【材料】
・鰹だし:100cc
・みりん:25cc
・薄口醤油:大さじ1(ない場合は、醤油大さじ1/2、塩小さじ1/4)
【作り方】
1./みりんを鍋に入れ、沸かしてアルコール分を飛ばし、そこに薄口醤油(なければ醤油と塩)を入れる。
2./1にだしを入れ、さまして出来上がり。
このだしを昆布だしで割り、温泉卵、とろろ昆布、鰹節を添えれば、温泉卵のお吸い物の出来上がり。