こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
1年中出回っているニンニクですが、実は夏が旬というのをご存知でしたか。6月下旬から収穫されたニンニクを1ヵ月ほど乾燥させ、その後出荷しているため夏頃にもっとも多く出回ることになるのです。
これまでに当メディアでもニンニクの長期保存方法として、醤油麹漬け、オイル漬け、塩麹漬け、酢漬けなどを紹介してきました。
2週間後が楽しみな塩ニンニク
醤油漬けよりもさっぱりしていて、唐揚げ、野菜炒め、煮物や焼き物、パスタや麺類、いろいろな料理をワンランクアップしてくれる塩ニンニク。ニンニクを塩と酒で漬け込むのですが、ニンニクの成分によって、漬け汁が緑色に変色することがあります。品質に問題はありません。
日の当たらない室内(冷暗所)で1年間は保存可能ですが、冷蔵庫に入れる場合でも熟成期間中(約2週間)は必ず室内で保存してください。
塩ニンニクの作り方
【材料】(作りやすい量)
・ニンニク:大きめのもの1個
・塩:ニンニクの重さの20%(塩は強めの方が失敗しない)
・酒:ニンニクの重さの2倍の量
【作り方】
1./ニンニクは薄皮をむき、半分に切っておく。
丸ごとやみじん切りでもOK
2./しっかり煮沸消毒した保存瓶に、ニンニク、塩、酒を入れ、日の当たらない室内で2週間保存する。時々様子を見ながらガスがたまったら蓋をゆるめてガス抜きする。
漬けてすぐ
2週間後、白濁してくる
塩ニンニクの唐揚げは最高
塩ニンニク唐揚げは、一口サイズに切った鶏もも肉を塩ニンニクの漬け汁に漬け、片栗粉をまぶして揚げました。漬かっていたニンニクも、刻んで餃子の具やチャーハン、パスタや炒め物によく合います。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴15年以上。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。