
先日ご紹介した「自家製の麺つゆ」で、「夏野菜の浅漬け」が簡単に作れます。
カツオ節風味の効いたおいしいお漬け物です。汗をかいた日にはぜひ摂り入れたいビタミンとミネラル補給にも役立ちます。冷蔵庫で冷やしておくと、おいしくて無限にポリポリ、お箸が進みます。
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夏野菜の浅漬けの作り方
野菜はお好みの物でかまいません。今回は、オクラ、パプリカ、キュウリで作りました。
記事でご紹介した「自家製麺つゆ」を使う場合は、2倍の量の水で薄めてください。野菜全部が浸る分量にしましょう。酢の量は、目安として、自家製麺つゆと水の合計量の1/20くらいです。
【材料】
・オクラ:2袋(12本)
・パプリカ赤:1個
・パプリカ黄:1個
・キュウリ:1本
・自家製麺つゆ:100ml
・水:200ml(自家製麺つゆの2倍)
・酢:大さじ1(15ml)
【作り方】
1./オクラは塩少々(分量外)で板ずりし、沸騰した湯に入れて1分ほどゆでる。すぐに冷水に取り、ヘタを切り捨て、ガクを除いておく。
オクラの下準備
2./パプリカは赤も黄も、タテ4つに切り、ヘタや種を取り除く。オーブントースターかグリルで、両面に焦げ目がつくまで焼く。
このくらいまで焼く
3./粗熱が取れたら、手早く表面の皮をむく。幅1センチほどでタテに切る。
4./キュウリは、両端を切り捨て、オクラの長さに合わせてヨコ3つか4つに切る。それぞれをタテ4つに切る。
野菜の準備完了
5./チャック付き保存袋に麺つゆと水と酢を入れて混ぜる。
6./1のオクラ、3のパプリカ、4のキュウリを入れ、振ってしっかり液に漬け込む。
野菜を漬け込む
7./冷蔵庫に入れて1時間くらい置くと、冷たくてとてもおいしい漬物になる。2日以上置く場合は、キュウリが辛くなりすぎるのを防ぐため、ヨコ3つか4つに切っただけの丸キュウリにして漬ける。
無限に食べられる
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。