猛暑続きの日々、ミニトマトの酢漬けを作って乗り越えましょう。
ミニトマトはリコピンやβカロテン、カリウムなど、夏に摂りたい栄養の宝庫です。お酢と共に摂取すると、食後血糖値の上昇抑制や疲労回復効果が期待できます。
洋風のマリネと和風の浅漬け、2種類の酢漬けレシピをご紹介します。カラフルなミニトマトで、食欲と楽しい会話を引き出しましょう。
ミニトマトのマリネの作り方
皮を湯むきします。爪楊枝でプチッとひと刺しするだけ。味がしみて、舌触りも良くなります。
常温1時間ほどで漬かりますが、食べる直前まで冷蔵庫で冷やすと美味です。
冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
【材料】
・ミニトマト:1パック(約180~200g)
・酢:120ml
・砂糖:大さじ4
・みりん:大さじ2
・レモン汁:少々
・こしょう:少々
【作り方】
1./酢と砂糖とみりんとレモン汁とこしょうを混ぜて、マリネ液を作っておく。
2./ミニトマトのヘタを取って洗う。おしりの部分に爪楊枝を刺して、小さな穴を開ける。
プチッと突き刺す
3./熱湯にミニトマトを入れる。すぐに皮に裂け目が入るので、網じゃくしなどですくい上げる。水にさっと浸けて、ザルに取る。水溶性ビタミンが流失しないように、手早く。
皮はすぐに裂ける
4./皮をむく。むけない場合はもう一度、熱湯に入れる。
右側が湯むき後
5./1のマリネ液に、4の湯むきしたミニトマトを浸ける。
レモンの酸味がさわやか
●ミニトマトの浅漬けの作り方
マリネ液の代わりに、以下の材料を混ぜて浅漬け液を作ります。その他の工程は、マリネと同じです。和風の漬物っぽい味になります。
【材料】
・ミニトマト:1パック(約180~200g)
・酢:100ml
・昆布(細切りにしておく);1g
・みりん:小さじ1
・しょうゆ:小さじ1/2
・顆粒だし:小さじ1/2
・塩:小さじ1/2
少ししょっぱい味付けが夏向き
マリネ(右)と浅漬け(左)
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。