山形の夏野菜の代表的な伝統料理といえば「だし」。なすやきゅうり、みょうが、オクラなどの夏野菜を細かく刻み、切り昆布と一緒に漬けてキーンと冷やした「だし」は、ご飯の上にかけてよし、ぶっかけそうめんやそば、冷ややっこの薬味としても大活躍。夏野菜をおいしくたっぷり摂って、猛暑を乗り切りましょう。
「だし」の作り方
なすやきゅうり、みょうが、しょうが、オクラ、青じそなど、旬の夏野菜を粘り気のある切り昆布と混ぜ合わせて漬け込みます。冷蔵庫で2~3日間は保存が可能です。「だし」は粘り気がないとおいしくないので、もし粘り気のある切り昆布が手に入らない場合は、普通の切り昆布にして、オクラを多めに入れてください。
【材料】
・なす:2本
・きゅうり:2本
・みょうが:2個
・オクラ:6本
・青じそ:2~3枚(お好みで多めでもOK)
・ショウガ:1かけ
・粘り気のある切り昆布(がごめ昆布):15g
・醤油:大さじ4
※野菜の材料は種類も分量も好きなように組み合わせられる
野菜は他にセロリなども可
【作り方】
1./ボウルに水1リットル程度を入れ、塩小さじ2(分量外)を溶かしておく。
2./なすときゅうりを一辺が5~6mm程度のサイコロ状に切り、1に投入し、アク抜きと下漬けをする。
3./2を15分ほど水に漬けたら、ザルに上げて、水分をよく切っておく。
4./ みょうが、オクラ、青じそ、しょうがは荒みじん切りにする。
5./ 3と4と切り昆布をボウルに入れ、醤油を入れて粘り気が出るまで混ぜる。
6./保存容器に入れ、冷蔵庫で1時間ほど冷やして出来上がり。
アツアツのご飯にのせて
ぶっかけそうめんの具として
(文責・編集部)