カリカリ小梅は、今の時期だけ手に入る新鮮で身のしまったものでしか作れません。今回はさらにカリカリ感を出すために卵の殻を入れ、殻のカルシウムと梅のペクチンを反応させて果肉をしめます。お茶受けなどでつまみやすいように塩分を控え、出汁昆布を効かせた味に仕立てました。
「カリカリ小梅」の作り方
材料の梅はとにかく鮮度が良く、実が固くしまったものを選んでください。卵の殻の薄皮はカビの原因になるので、丁寧に取り除いてください。
【材料】
・生小梅:500g
・米酢:360cc
・砂糖:170g
・粗塩:50g
・出汁昆布:5cmぐらい
・卵の殻:2個分
※赤紫蘇があれば塩で一度もんで絞り、一緒に漬けこんでください。赤紫蘇の処理の仕方は少量OK!カビなし!超簡単梅干しを参照してください。
鮮度の良い小梅でぜひ!
【作り方】
1./卵の殻を、内側に付いている薄皮をきれいに剥がして水洗いし、半日~1日干す。カラカラになったものを手で砕いて、だしパックまたはペーパータオルでくるんでおく。
2./小梅を洗い、1~2時間水に浸けてあくを抜く。あまり水に長く浸けすぎると実が柔らかくなるので注意。
3./2をざるにあげ、よく乾かしてから竹串でヘタを取る。
4./ボウルに酢、砂糖、塩を入れてよく溶かしておく。
5./ビニール袋などに出汁昆布、1、4を入れ(赤紫蘇があればここで投入)、小梅を入れて口を結び、2週間程度常温で漬けて出来上がり。
出汁昆布を入れて漬け込む
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