カリカリ梅の醤油漬けを作ろう!

カテゴリー:レシピ, 漬物 投稿日:2022.06.25

カリカリ梅は硬い青梅でしか作ることができません。そこで青梅が出回る今、カリカリ梅漬けを作りましょう。普通は塩漬けですが、醤油、昆布、鰹節で旨味を染み込ませた醤油漬けにします。梅干しより早くできて、漬け汁も梅そうめんのたれ、梅ポン酢、梅醤油ドレッシングにと大活躍!

 

「カリカリ梅の醤油漬け」の作り方

カリカリ梅漬けを作る時に最もポイントなのが、青梅の鮮度です。新鮮で実がしまって硬いものを選びましょう。卵の殻を入れることでカルシウムと梅のペクチンが反応し、果肉がさらにしまって、カリカリした食感になります。

 

【材料】

・青梅:500g

・醤油:500ml

・酒: 50ml

・みりん:50ml

・昆布:15cm程度

・削り節:10g

・卵の殻:2個分

・殻を入れるだしパックまたはペーパータオル

・広口の密封ガラス瓶

※ガラス瓶は大きめの密封容器でも代用できます。

 

【作り方】

1./卵の殻を、内側に付いている薄皮をきれいに剥がして水洗いし、半日~1日干す。カラカラになったものを手で砕いて、だしパックまたはペーパータオルでくるんでおく。

2./青梅を洗い、一昼夜水に漬けてあくを抜く。

3./2をざるにあげ、よく乾かしてから竹串でヘタを取る。

4./ガラスビンの一番下に1と昆布を、次に梅を入れて醤油と酒、みりんを注ぎ、削り節を入れる。梅がすべてひたひたにならないようなら、醤油1、酒とみりん0.1ずつの割合でつぎ足す。

karikariume_1

 

5./直射日光の当たらない冷暗所に保存する。3~5日程度で味が染み込む。じっくり染み込ませる場合は1週間程度漬け込む。漬け込み期間が長すぎると辛くなる場合があるので、3日ぐらい経ったら味をみて、お好みのところで汁から引き上げ、冷蔵庫に保管する。

6./梅を引き上げた後の漬け汁は、昆布を取り、削り節をこしてビンに入れ、冷蔵庫で保管する。

 

【カリカリ梅漬けレシピ】

●カリカリ梅のおむすび

karikariume_2

カリカリ梅漬けを細かく刻んでおむすびに。梅干しとは一味違ったカリカリの歯触りと酸味が食欲をそそります。

 

●カリカリ梅醤油のドレッシング

カリカリ梅を漬けた醤油にごま油、白ごまを入れてドレッシングに。大根や水菜サラダにぴったりです。

 

●スズキの刺身の梅ポン酢

これからが旬のスズキの刺身を梅ポン酢でいただきます。初夏らしいさっぱりとしたスズキの白身に酸味が合います。

 

(文責・編集部)

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい