鉄火味噌は、昔から栄養があり体を温める食べ物だとされ、マクロビオティック等の食事療法に取り入れられたり、第二次大戦中の旧陸軍のレシピ集にも掲載されていました。材料はゴボウ、煎り大豆と味噌といたってシンプル。カリカリと香ばしい煎り大豆とゴボウのシャキシャキの食感が味噌によく合い、ご飯のおかずにぴったり。作り方も簡単なのでぜひ挑戦してみてください。
鉄火味噌の作り方
味噌は赤味噌を使うようにしてください。今回はペースト状にしますが、水気がなくなるまで炒めてふりかけ状にするやり方もあります。
【材料】
・赤味噌:100g
・ゴボウ:細身のもの1本
・煎り大豆:20g
・日本酒:大さじ1
・本みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1
・ごま油:大さじ1/2
材料はシンプルでも美味!
【作り方】
1./ゴボウの泥を洗い、皮を包丁でこそげ落とす。
2./1を1.5cmぐらいの長さの千切りにし、水に10分程度浸け、その後ザルに上げる。
3./フライパンにごま油を入れ、中火程度で2を炒める。透き通ってきたら、味噌などの調味料をすべて入れて10分程度炒める。
4./最後に煎り大豆を入れてさっと混ぜて出来上がり。
カリッ、シャキシャキがたまらない