今大人気の米麹甘酒を手作りする方も増えてきています。当メディアでも作り方をご紹介してきました。
”飲む点滴”と言われる甘酒のさらなる裏技として、「麹を加える前におかゆをミキサーにかける」「発酵後、加熱し発酵をストップさせる」などありますが、小泉センセイも以前テレビ番組で紹介している「もち米で作る甘酒」は、今まで飲んできた甘酒の中でも群を抜いて甘い甘酒に仕上がります。
米麹で作る甘酒は、麹菌のα-アミラーゼによって米のデンプンが分解され、ブドウ糖になり甘くなります。
もち米はうるち米(普段食べるお米)に比べデンプンが多く含まれているので、デンプンの多いもち米で作った甘酒の方が甘くなるのです。その味は、まるで砂糖が入っているかのような濃厚でまったりとした甘みで、スイーツのような満足感も得られる、まさに「食べる甘酒」。
もち米を常備しているお家は少ないと思いますので、今回は簡単に手に入る「切り餅」で作るレシピのご紹介です。冷凍庫に眠っている「切り餅」救済にもなりますので、この夏の栄養補給に作ってみてください。
●餅甘酒のレシピ
【材料】
・米麹:1袋(200g)
・餅:400g(切り餅7,8個)
・水:400cc
【作り方】
1./餅を一口大に切り、ひと晩、分量の水に漬けたら、そのまま炊飯器の普通炊飯で炊く。
炊飯後はネバネバのおかゆになる
2./トロトロの粥状になったら60℃に冷まし、ほぐした麹を混ぜ、ときどきかき混ぜながら55℃くらいで8時間保温する(炊飯器の保温モードで蓋を開け、濡れ布巾をかけて保温)。
麹を入れ混ぜるとサラッとなる
濃厚! 餅甘酒のできあがり
※飲用としてお召し上がりの時は、お湯か水で薄めてください。
※あくまで個人的な感想であり効果・効能を示すものではありません。