年末年始は、ホームパーティや急なお客さまが多いもの。簡単に作れて、野菜スティックやバゲットに添えて出せば、テーブルがパッと華やかになるカラフルなディップはいかが? 発酵食品を使った、からだのなかからキレイになれるレシピです。メニューに1品加えたいときの応用レシピつき!
◆赤色の「マッサ」
ポルトガルで肉の下味つけや煮込み料理の味付けなどに使われる発酵調味料マッサ。βカロテンや強い抗酸化力をもつ色素成分のカプサンチンが豊富なパプリカが材料です。
市販品もありますが、パプリカと塩、オリーブオイルがあれば、2日〜1週間で簡単に手作りでき、おいしい!
【材料】
パプリカ:1個
塩大さじ:2
オリーブオイル:大さじ1 1/2
【作り方】
1./パプリカは2つに切って、茎や種、わたを取り除く。ざく切りにして、塩をまぶす。
2./1をガラス容器などに入れ、2日〜1週間ほど置く。ときどきかき混ぜること。
3./滲(し)み出てきた水分を捨て、オリーブオイルとともにミキサーにかける。
※2の後に1日天日干しすると、より深い味に仕上がる。
【応用レシピ】「オープンマッササンド」
薄切りにした全粒粉パンにクリームチーズを塗り、マッサをのせる。
◆緑色の「アボカドディップ」
栄養価が高いために「森のバター」との別名をもつアボカドは、ビタミンEのほかビタミン類やミネラルも豊富で「食べる美容液」とも呼ばれています。マヨネーズではなく、ヨーグルトを使ったディップで、ヘルシー度がUP。あまりにおいしさに、食べ過ぎ注意!
【材料】
アボカド:1/2個
ヨーグルト:大さじ2
塩:少々
こしょう:少々
【作り方】
1./アボカドは皮と種を取り除き、フォークなどで粗めにつぶす。
2./1にヨーグルトを加え、塩、こしょうで味を整える。
【応用レシピ】「アボカドサラダ」
ブロッコリーは小房に分け、じゃがいも、にんじんは2㎝角に切って、固めにゆで、アボカドディップであえる。
※塩ゆでにしたエビをプラスすればゴージャスに、ゆで卵の乱切りならお子様が大好きな味に!
◆黄色の「ゆずみそディップ」
みそとヨーグルトの発酵食品×発酵食品のディップ。マヨネーズを使ったレシピに比べカロリーも抑えめが嬉しい! ゆずの香りが爽やかです。
【材料】
白みそ:大さじ2
ヨーグルト:大さじ5
ゆずしぼり汁:少々
ゆずの皮のすりおろし:少々
【作り方】
1./みそにヨーグルトを少しずつ加え、混ぜる
2./1にゆずのしぼり汁を加え混ぜ、ゆずの皮のすりおろしも加える
【応用レシピ】「れんこんのゆずみそ風味」
れんこんは皮をむき、食べよい大きさの薄切りに。固めにゆでて、ディップであえる。