マルシェ(市場)の国、フランス。どの町へ行っても、たいてい日常的にマルシェが立ち並んでいます。マルシェへ出向いて食材を調達することは、フランス人にとって暮らしのなかに寄り添ったとても身近なもの。
パリ近郊のマルシェの風景
マルシェといえば、カラフルで新鮮な野菜もふんだんに揃っています。フランスでは、日々の食卓にサラダは欠かせない存在。パンにチーズ、サラダが定番の献立といってもいいくらいです。
ラップに包まずむき出しで並ぶ
さて、そんな彼らなのだから、スーパーマーケットではドレッシングの種類も数多く取り揃えられているのだろうと思いきや、まったく見つからないのです。
そう、フランスでは、ドレッシングは手づくりするのが当たり前。どこのスーパーマーケットでも手に入るオリーブオイル、ビネガー、マスタード、塩こしょうでちゃちゃっと作ってしまうのです。
ドレッシングにマスタード? と、日本人にとって、マスタードを入れることは珍しいことですが、フランスでは定番調味料のマスタードはドレッシングにも欠かせない存在なのです。
今回は、本場フランスの家庭で作られるマスタードドレッシングをご伝授。材料を混ぜるだけでできてしまうので、ドレッシングが切れているときにも、大活躍間違いなしです!
●粒マスタードドレッシングのレシピ
材料を混ぜるだけ
【材料】
・オリーブオイル:大さじ2
・ビネガー(バルサミコ酢でもOK):大さじ1
・粒マスタード(練りマスタードでもOK):小さじ1~2
・塩こしょう:少々
・ハチミツ(お好みで):小さじ1
【作り方】
1./すべての材料をボールに入れ、よく混ぜ合わせれば出来上がり!