以前、米のとぎ汁で作る水キムチを紹介しました。今回は、ヨーグルトを水切りする際に出る「ホエー」を使って水キムチを作ります。好きな夏野菜を入れて常温に置いておくだけ。発酵で適度な酸味と旨味が出たキムチを、キーンと冷やして乳酸菌たっぷりの漬け汁ごといただきましょう。
【関連記事】乳酸菌パワーがすごい!! 米のとぎ汁で作る「水キムチ」
ホエー水キムチの作り方
今回は以前紹介したはちみつで固める豆乳ヨーグルトの「ホエー」を使います。もちろん市販のヨーグルト(無糖のもの)を水切りしても「ホエー」は取れます。ヨーグルトの水切り方法や水切りヨーグルトの活用法は以下を参照してください。
【関連記事】
【材料】
・ホエー:400cc(豆乳ヨーグルト500cc程度を水切りして出たもの)
・塩:小さじ2
※今回はホエーにはちみつが含まれるので砂糖は入れませんが、ホエーに糖分がない場合には砂糖小さじ1を加えてください。
・きゅうり:1本
・セロリ:1本
・ミニトマト:適宜
・生姜:1かけ
・鷹の爪:1本
※その他大根、かぶ、人参など何でもOKです。
「ホエー」が旨味の秘訣
作り方】
1./ホエーに塩を入れてよく溶かし、保存容器に入れる。
2./生姜は千切りにし、きゅうりとセロリは短冊切りにする。ミニトマトはヘタを取る。
3./2を1に入れてフタをし、半日から1日ぐらい常温で置いておく。味見して酸味が出てきたら、好みの酸味のところで冷蔵庫に入れ、冷やして出来上がり。漬け汁ごといただく。
セロリの葉も一緒に漬ける
水キムチの圧倒的健康パワー
漬け汁ごといただく「水キムチ」には、なんとぬか漬けの約18倍、普通のキムチの約2倍の植物性乳酸菌が含まれています。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌より強く、苛酷な条件でも生きられるので、生きたまま腸に届く割合が高いと言われています。その他にもビタミン、ミネラル、植物繊維が含まれており、整腸作用、美肌効果、免疫力アップ効果があると言われています。