糠漬けは手入れが面倒だし、ちょっとだけ漬けても美味しくないから作っていない、でも漬け物は食べたいということはありませんか。そんなときには、おからと甘酒で作った漬け床の漬け物をおススメします。糠漬けのような匂いもなく、色も白くてきれいに漬け上がります。この漬け床は洗わずに一緒に食べましょう。おからと甘酒の優しい風味で箸が進むこと間違いなし!
「おから甘酒床」の漬け物の作り方
甘酒を自分で作る場合は、麹とご飯を1:1にして、水をほとんど入れずに作ってください。水分は野菜から出てくるので、最初から水分が多いと漬け床がゆるくなりすぎます。最近は野菜が高騰しているので、大根の葉や皮も無駄なく漬けましょう。
【材料】
・おから:500g
・甘酒:200cc
・粗塩:30g
・野菜:大根、人参など適宜
漬け床の材料はこれだけ
【作り方】
1./おからをフライパンで10分ほど空煎りする。煎らなくてもできるが、煎った方が風味が増して長持ちする。
2./甘酒に塩を入れて混ぜ、1と合わせてよく混ぜて漬け床の出来上がり。チャック付き保存袋や保存容器に入れる。
3./大根や人参は皮をむく。大根の葉や皮は1日程度干してしんなりさせる。
大根の葉やむいた皮は1日干す
大根や人参は皮をむく
4./3を漬け床に入れて冷蔵庫で漬け込む。3~4日ぐらいで漬け上がる。漬け床は3、4回程度は使える。水っぽくなったらおからを足しても良い。
保存袋で漬ける時は空気を抜く
野菜の色が損なわれずキレイ