
小泉武夫が愛する正月の甘酒スイーツ
今回は甘酒をこよなく愛する小泉武夫(東京農業大学名誉教授・当サイト総合監修者)による、くせになるオリジナル甘酒スイーツをご紹介!
一月も中旬に入り、すっかり正月気分が抜けてきました。「そろそろ何とかしなければ」と家庭の主婦を悩ませるのが、食べきれずに残ってしまったお餅です。
磯辺餅、きなこ餅、あんこ餅や雑煮など、今年もさまざまな味を楽しまれたことと思います。それでも残ってしまったお餅を美味しく食べたい発酵ファンの皆さんにおススメなのが、「甘酒ぜんざい」です。
ぜんざいを作るには、ゆであずきをお湯で適度な濃さに溶いてからお餅にかけます。この甘酒ぜんざいはお湯の代わりに甘酒を使うだけの、簡単発酵スイーツなのです。
簡単さをお伝えするために、今回は小学校1年生の男の子に挑戦してもらいました。
甘酒ぜんざいの作り方
【材料(1人分)】
・ゆであずき:100g(市販の缶詰でも可)
・甘酒:100g
・みりん:20cc
・餅:お好みの個数で
【作り方】
1./ゆであずきと甘酒をよく混ぜる
2./1.にみりんを加え、さらによく混ぜる。みりんを加えることで、甘くなりすぎずにマイルドな味になる
※今回は子供が作るということで加熱していませんが、熱々のぜんざいにしたい場合は、ここで弱火にかけて温めてください
3./餅を焼く
4./焼いた餅に、2.をかければできあがり
甘酒効果で正月ボケを吹き飛ばせ!
飲む点滴と言われるほど栄養豊富な甘酒を使ったぜんざい。年末年始の連休が明けて、そろそろ疲れがたまり始めたこの時期にこそ是非お試しください。大人も子供も疲れが吹き飛んで、元気に2016年を滑り出せること間違いなしです!