発酵おせち料理2種

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.12.26

そろそろお正月の準備をする時期がやってきました。今回は発酵調味料をつかったおせち料理を2種類ご紹介します。

1つ目は、海老の塩麹焼きです。海老はその長いヒゲと曲がった腰から「海の老人」と呼ばれており、長寿を願っておせち料理に入れます。お重に海老が入ると見た目が華やぎ、豪華な印象になるのでおススメです。

2つ目は、鮭の甘酒味噌焼きです。鮭は立派に育ってから生まれた川に戻ってくる出世魚なので、将来の出世を願っておせちに入れます。その他にも「災いを“さけ”る」という意味や、子孫繁栄を願って入れる地方もあるようです。

 

①海老の塩麹焼きの作り方
【材料】
・赤海老:5尾
・塩麹:大さじ4

 

【作り方】
1./赤海老をよく洗い、水気を拭き取る。密封袋に入れ、塩麴を加える。

塩麴の分量はお好みで調整

 

2./塩麴を海老によく絡ませて、空気を抜いて密封し、冷蔵庫で4~5時間寝かせる。

時間がなければ1時間でOK

 

3./フライパンに魚焼き用のシートを敷き、2の塩麹を軽く拭き取り、中火にかける。

魚焼きグリルでもOK

 

4./こんがり焼き色がつくまで焼けば完成。

塩麹の旨味がきいていて美味

 

②鮭の甘酒味噌焼きの作り方
【材料】
・鮭:2切れ
・甘酒:大さじ2
・味噌:大さじ2

 

1./鮭を密封袋に入れる。甘酒と味噌を1:1の割合でよく混ぜ合わせる。

甘酒味噌が完成

 

2./1の密封袋に甘酒味噌を入れて鮭によく絡ませ、空気を抜いて密封し、冷蔵庫で4~5時間寝かせる。

密封すると味が染みやすい

 

3./フライパンに魚焼き用のシートを敷き、中火にかけます。2の甘酒味噌を軽く拭き取り、こんがり焼き色がつくまで焼いたら完成。

西京焼きのようで美味しい

 

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この記事を書いた人

編集部
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