梅仕事も終わり、新物の梅干しを楽しむ時期になりました。そのまま食べてももちろん美味しい梅干ですが、今回は一味変えて粕漬けを作ります。酒粕をベースに、醤油を加えればご飯のお供に、はちみつを加えればお茶うけに最適です。梅干しを酒粕に漬け込むだけで、深い美味しさが加わります。
「梅干の粕漬け」の作り方
粕漬けにすると塩気がうまく抜ける上に梅干も柔らかくなります。年代物の塩辛い梅干も漬けると美味しく食べられます。粕床も一緒にいただきましょう。酒粕以外の調味料は、梅干の塩分にも左右されますので、お好みの味に調整してください。
【材料】
・梅干:10個
・酒粕(板粕):50g
<辛口>(ご飯のお供などに)
・醤油:大さじ1/2
・日本酒:小さじ1/2
<甘口>(お茶うけに)
・本味醂:小さじ1
・はちみつ:大さじ1(甘みの調整はお好みで)
【作り方】
1./保存容器などに酒粕をちぎって入れる。固いようなら電子レンジで1分程度温めると柔らかくなる。
2./1に<辛口>なら醤油と日本酒、<甘口>なら本味醂とはちみつを入れ、よくかき混ぜる。そこに梅干を入れ、1週間程度常温で漬け込んで出来上がり。
辛口は温かいご飯にのせて
甘口はお茶うけに
(文責・編集部)