市販のチューブわさびはあなどれない!
以前、当マガジンでも自作のわさび漬けのつくり方をご紹介しました。基本のわさび漬けは、酒粕と本わさびを混ぜ合わせるというものです。しかし、最近市販されているチューブわさびは練りわさびだけでなく、粗くおろしたものや刻みわさびなどさまざまな商品が出ています。そこで今回は市販のチューブわさびを使って、下ごしらえいらずのお手軽なわさび漬けを作ってみましょう。
「酒粕とチューブわさびで作るわさび漬け」の作り方
【材料】
・酒粕:100g
・チューブわさび:大さじ2
・みりん:大さじ1
・白味噌:小さじ1
・ドライ柚子:小さじ2
今回は本わさびのシャキシャキした食感の代わりとなるように、ドライ柚子を混ぜ込みます。これは香りと食感を補うためですが、ドライ柚子がなくてもわさび漬けはできます。
ドライ柚子
【作り方】
1./酒粕が混ざりやすくなるように細かくみじん切りにする。
2./1にわさびとみりん、白味噌を加え、練るようにしてよく混ぜる。使う味噌によって甘味や硬さが異なるので、みりんを足しながら硬さを調節する。甘味が足りないと感じた場合は、少し砂糖(分量外)を足す。
3./なめらかになるまで混ぜ合わせたら、最後に粗くちぎったドライ柚子を加えて混ぜ合わせれば完成。
口に広がる酒粕の香りとわさびの辛みがさわやかな一品です。柚子はあまり主張しませんが、時折皮を噛んだときに食感と香りが広がります。
お客様にお出しするときは、かまぼこに沿えて板わさにアレンジするのもおススメです。何かと来客が増えるこの時期、オシャレなおもてなしの一品として是非ご活用ください。
※生本わさびでの「わさび漬けの作り方」はこちら>>