こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
クリスマスや忘年会でそろそろ胃腸もお疲れ気味、体重も増えてきた方も多いのではないでしょうか?
古くから甘酒や漬物、粕汁などに使われてきた酒粕。小泉センセイも子供の時から酒粕をおやつ代わりに食べ、酒くさい息をはいていたそうです。
使い慣れてない方はなかなか手が出しにくいと思いますが、冷凍すれば1年程長期保存が可能で、料理に使うとコクや旨みが増し、女性に嬉しい美容健康成分も沢山!
酒粕は、そのうま味成分であるアミノ酸が白米の500倍も含まれているので、固形ルーやバターを使わなくてもしっかりコクのある、ご飯にも合うシチューになります。
しかもカロリーは市販の固形ルーや、バターや小麦粉で作るシチューの1/2。
たんぱく質はお肉と同等量で、食物繊維もごぼうの約2倍。
麹菌、酵母菌から生成されたビタミンB群も豊富なので、脂肪燃焼効果や妊娠中の重要な成分である葉酸も豊富に含まれています。
またシミ、ソバカスの原因物質を抑えるアルブチンなどが大量に含まれており、コウジ酸には抗糖化作用、シワ予防もしてくれるので、杜氏の手が綺麗といわれるのも納得ですね。
美味しく内臓から温まるホッコリ”ヘルシー酒粕シチュー”で胃腸と体を休めてみてはいかがでしょうか?
●ヘルシー酒粕シチュー
【材料】(4人前)
・玉ねぎ:1個
・鶏胸肉:1枚
・かぼちゃ:1/8カット
・しめじ:1袋
・ほうれん草:1/3把
・水:600cc
・豆乳:200cc
・味噌:小さじ1
・コンソメ:1個
・塩、胡椒:少々
※酒粕:100g
※湯:100cc
【作り方】
1./ボウルに「※」の酒粕と湯を入れてしばらくふやかす。ふやけたら泡立て器で混ぜてなめらかになるまで溶かす。
2./少量の油(分量外)を引いた鍋に、2cm幅くらいに切った玉ねぎ、1口大に切った鶏胸肉を入れ軽く炒める。油が回ったら1口大に切ったかぼちゃ、ほぐしたしめじを入れ2分程炒め、水600ccとコンソメを入れ10分煮込む。
3./ほうれん草を入れ灰汁を取り、溶かしておいた1を入れ一煮立ちさせる(あまり加熱させないほうが酒粕の風味が立ちますが、お子様が食べる場合は3分ほど煮立たせアルコールをとばしてください)。
4./最後に豆乳、隠し味に味噌を入れ、塩、胡椒で味を整えたら出来上がり。豆乳を入れたら沸騰させないようにして下さい。分離しやすくなります。
※あくまで個人的な感想であり効果・効能を示すものではありません。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴12年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐に渡り活動中。