6月18日はおにぎりの日(おむすびの日は1月17日)です。
小泉武夫センセイ (当サイト総合監修/東京農業大学名誉教授)も「握り飯を食べると、なんだか知らないが力が湧き出てくるような気がする」(「江戸の健康食」河出書房新社より)と著書で語っているように、おにぎりにはその1つの形に母の味や愛情、日本の食文化が詰まっている素朴で力強い日本の携帯食です。
“最強発酵おにぎり” はおにぎり自体を発酵させるわけではなく、「微生物」、「酵母・細菌」、「カビ」の3大微生物で作られた発酵食品を贅沢に使った、どこか懐かしく風味豊かな健康おにぎりです。
そもそも発酵食品とは、微生物が食べ物をより役立つ方向に変化させてくれているもの。いわば先人の知恵から生まれた天然の”加工食品”です。
“最強発酵おにぎり”は、味噌、醤油、チーズ、鰹節の旨みの相乗効果と発酵パワーで腸も元気になり、家庭内にあるもので簡単に作れ、朝食やお子様のおやつにも最適。
最強発酵おにぎりの作り方
【材料(2人分・おにぎり4、5個分)】
・ご飯:2合
・鰹節(本枯節を選びたい):お好きなだけ
・チーズ(ナチュラルチーズならなお可):お好きなだけ
・醤油:小さじ1
・味噌:大さじ1
・本みりん:大さじ1
1./ご飯に鰹節、1㎝角に切ったチーズ(写真はプロセスチーズを使用)、醤油を入れ混ぜあわせ、おにぎりを作る。この時点では薄味にしておく。
2./おにぎり表面に味噌と本みりんを混ぜあわせたものを塗る。
3./オーブントースターかグリルで焦げ目がつくまで焼けば(約5分)でき上がり。
※クッキングペーパーを敷くと網にくっつきにくくなる。
焼きたてはチーズがとろりと溶け、鰹節の風味と味噌の甘じょっぱさが口の中に広がります。