酸っぱさを手なづける66 ミニトマトの冷やし浸し

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.09.09

ミニトマトに、素麺つゆと酸っぱさを合わせます。
甘みと爽やかな酸味が特徴のミニトマトは旨みもあり、出汁風味とも相性がよい野菜です。今回はミニトマトに、醤油の旨みも加わった素麺つゆを合わせ、そこに米酢の酸っぱさを相伴させることで、味わい深い浸しものに仕上げます。ポイントはミニトマトの湯むきのみ、あとは時間が美味しくしてくれるとても簡単な冷菜です。

 

ミニトマトの冷やし浸しの作り方
【材料】
・ミニトマト:200g
・長ねぎ:10cm

・米酢:小さじ1と1/2
・素麺つゆ:120ml

 

【関連記事】七夕に素麺はじめ、自家製素麺つゆと万能薬味

 

【作り方】
1./ミニトマトのヘタを取り、ヘタのあったところに浅めに包丁目を入れる。

2./1のミニトマトを熱湯に入れ、皮に裂け目が出てきたら冷水に取り、皮をむく。

湯むきをして、味の入りをよくする

 

3./長ねぎの縦に包丁目を入れ、中の芯を除き、7~8mmの正方形に切る。

4./チャック付き保存袋に、素麺つゆと米酢を入れる。
  ※市販の素麺つゆで稀釈が必要なタイプの場合は稀釈をして120mlご用意下さい。

 

5./4のチャック付き保存袋に、2のトマトと3の長ねぎを入れ、チャックをして冷蔵庫へ。1~2時間ほどで味が入ります。よく冷やしてからいただだくのがおすすめです。

空気をなるべく抜くように閉じる

 

食べる直前に冷蔵庫から出して盛付け

 

冷蔵庫で冷やしたミニトマトは、口中に心地よい冷涼感と旨みを届けてくれます。ミニトマトの中からあふれる、素麺つゆの旨みと米酢のキリっとした酸っぱさと本来持っている酸味とが重なりあった味わいは、箸が止まらない美味しさです。また一緒に漬け混んだ長ねぎの香りは全体をまとめてくれる名脇役です。

 

(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい