今回の酸っぱさのテーマは、プリプリの食感が美味しいエビマヨです。
えびの旨みにマヨネーズソース、そこに米酢を忍ばせ、コクと爽やかさをプラスします。トマトの旨みがエビマヨソースを引き立てます。フライパンひとつで作れるエビマヨ、さっそく作り方をご紹介していきます。
トマトもたっぷりなエビマヨの作り方
【材料】(2人分)
・エビ:12尾
・日本酒:大さじ1
(下味)
・日本酒:大さじ1
・生姜の搾り汁:小さじ2
・塩:ひとつまみ
・卵白:1/2個分
・片栗粉:大さじ1
・油:小さじ2
(ソース)
・マヨネーズ:大さじ3
・米酢:小さじ1
・はちみつ:小さじ1/2
・マスタード:小さじ1
・塩:ひとつまみ
・胡椒:適量
・プチトマト:8~12個
【作り方】
1./エビの殻をむき、背側に包丁目を入れて、背わたを取る。ボウルに入れ、日本酒をまわしがけ、酒洗いをして、ざるにあげる。
ボウルの中でエビの酒洗いをする
2./ボウルに、日本酒・生姜の搾り汁・塩・溶いた卵白・片栗粉・油を入れて混ぜ、1のエビをなじませる。
3./容器に、ソースの調味料のマヨネーズ・米酢・はちみつ・マスタード・塩:ひとつまみを混ぜ合わる。
4./洗ったプチトマトのヘタを取り、ヘタのあった部分に包丁目を入れる。
包丁目からトマトの旨みを引き出す
5./フライパンに油(分量外)を入れ、2のエビを両面焼き、一度取り出す。
いったん取り出し、熱の入り過ぎを防ぐ
6./5のフライパンに4.のトマトを入れ、焼き、5のエビを戻し入れ、3のソースを全体になじませるように手早く炒め、皿に盛り付け、胡椒を少々して出来上がり。
取り出したエビを戻し入れたところ
出来上がり
ソースに使っている米酢とマスタードの酸っぱさ、またフレッシュトマトのうま味と酸味をまとったエビマヨは、仕上げているそばから香ばしさがただよいます。ごはん、ビールのおともに、ぜひ作ってみてください。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)