今回の酸っぱさは、寒さとともに甘みが増してくるにんじんを使った食べるドレッシングのご紹介です。すりおろしたにんじんをたっぷり使い、さらさらっとかけるよりは、食感を大切に、しっかり食べる感覚です。
合わせる食材はトマト。和えたてでも美味しいですが、一晩マリネするとさらに味がなじみ、年末年始のパーティーシーンにも大活躍。さっそく作り方のご紹介です。
にんじんドレッシングのトマトマリネの作り方
【材料】(2人分)
・プチトマト:約200g
・にんじんドレッシング:約50g(約大さじ3)
〈にんじんドレッシング~作りやすい分量〉
・にんじん:大きめのもの1本
・赤玉ねぎ:約1/2個
・淡口醤油:25g
・塩:2.5g
・白ワインヴィネガー:80g
・レモンの搾り汁(約1個分):25g
・蜂蜜:10g
・EXVオリーヴオイル:200g
【作り方】
1./にんじんを洗い、皮をむき、すりおろす。赤玉ねぎを洗い、皮をむき、すりおろす。すこし大きめのボウルに入れ、そのボウルをキッチンスケールの上にのせ、都度表示を0リセットにしながら、他の調味料を足していく(2番の作業)と作りやすいです。
主役食材はにんじんと赤玉ねぎのみ
2./1のすりおろしたにんじんと赤玉ねぎ、淡口醤油、塩、白ワインヴィネガー、レモンの搾り汁、蜂蜜、EXVオリーヴオイルをよく混ぜる。レモンの搾り汁は種を入れない。
すりおろしが終われば、完成も間近
約600~650gの、にんじんドレッシング
3./プチトマトを洗い、ヘタを取り、ヘタの部分に浅く包丁目を入れ、熱湯に入れ、皮がさけ始めたら、すぐに冷水にとり、湯むきをする。
4./3のプチトマトににんじんドレッシングをやさしくからませ、15分ほど冷蔵庫で休ませたら出来上がり。
すこし休ませて味をよくなじませる
酒の肴に、ごはんのおかずに重宝
プチトマトの爽やかな甘みと酸っぱさに、にんじんの甘さが加わった白ワインヴィネガー軸のドレッシングが、非常によく合うひとしなです。
にんじんドレッシングは冷蔵庫で保管し、使う前によくふってから。今回はプチトマトに合わせましたが、グリーンサラダにもよく合います。ぜひ作ってみてくださいね。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)
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