
様々な木々の新緑美しい季節ですが、単に「木の芽」といえば「山椒の若葉」を指します。
今回は、木の芽とヨーグルトを合わせるレシピです。サンショウオールが胃腸の働きを活発にしてデトックスしたところへ、ヨーグルト成分の幸せホルモン注入という組合せ。後味も爽やかです。
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まずヨーグルトを水切りします。出た水分は、ホエー(乳清)と呼ばれる成分で、タンパク質を豊富に含んでいます。捨てるのはもったいないので、そのまま飲んだり、ジュースやビールに混ぜたりして飲んでください。
タマネギとキャベツは新物を使うと、口当たりが柔らかく、タマネギの辛味もきつくありません。
【材料】
・無糖ヨーグルト:400g
・山椒の葉:10g
・タマネギ(有れば新タマネギ):40g
・キャベツ(有れば春キャベツ):40g
・塩:少々
・こしょう:少々
・お好みの野菜(プリーツレタスやトマトなど):適量
【作り方】
1./ヨーグルトを水切りする。キッチンペーパーを敷いた網じゃくしをボウルにかけ、ヨーグルトを入れて放置。1時間ほどで、重量が半分くらいになる。
ヨーグルトを水切りする
2./山椒の葉を茎から取る。柔らかければそのまま使う。固い場合、さっと湯がく。
瑞々しい山椒の葉
3./すり鉢で、しっかりつぶす。
しっかりすりつぶす
4./新タマネギ、春キャベツをそれぞれみじん切りし、3のすり鉢に入れていく。
5./1で水切りしたヨーグルトを入れ、よく混ぜる。すり鉢の溝の中の山椒も箸や串で取り出して混ぜる。塩こしょうで味を調える。
溝の中の山椒も混ぜる
6./プリーツレタスやトマトなど、お好みの野菜と共に召し上がれ。
山椒とヨーグルトが爽やか
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。