世界で愛された「ポテトサラダ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2023.04.28

欧米の食品売り場で驚くことの一つは、買い物客が買うジャガイモの量の多さです。4人家族で週に2~3キロ消費すると聞きました。茹でたり、フライにしたり、ほとんどのレシピの添え物に使われます。
そんな国々のホームパーティーで例外なく喜んでいただけたのが、今回ご紹介する「ポテトサラダ」です。ちょっとお恥ずかしいのですが、言わせてください「世界で愛されたポテトサラダ」と。

 

ポテトサラダの作り方
食材は手に入れやすい物ばかり。春にはとりわけ、新ジャガイモ、新タマネギ、新鮮な卵とおいしい物がそろいます。
マヨネーズは手作りがおすすめですが、市販の物でもOKです。市販の場合、味見して調節してください。ちょっとお味を濃いめにするのがコツです。
材料をご覧になって、多さに驚かれたことと思いますが、いつもはこの倍くらい作ります。それでもすぐに無くなってしまうのです。リンゴやキュウリ、レモンを1個使い切らなくてよいなら、半量ずつでお試しあれ。

 

【関連記事】
・簡単に自分好みの「マヨネーズ」

 

【材料】
・ジャガイモ:2袋(1200g程度)
・卵:4個
・リンゴ:1個
・ニンジン:1本(正味120g程度)
・キュウリ:1本
・タマネギ(みじん切り):150g
・スライスハム:6枚
・レモン果汁:1個分
・マヨネーズ:500g
・こしょう:適量(目安は2g程度)

 

【作り方】
1./鍋にジャガイモがかぶるくらの水(分量外)を入れ、火にかける。沸騰したらジャガイモを皮付きのままゆでる。別の鍋で、卵を固ゆでにする。
2./レモン果汁をしぼる。リンゴの皮をむいて(多少、皮が残っていてもよい)種を取り、いちょう切りにし、変色を防ぐためにレモン果汁に浸けておく。

リンゴをレモン果汁に浸けておく

 

3./ニンジンの皮をむき、薄切りにする。太い部分は半月型や1/4に切る。キュウリを薄切りにする。ニンジンとキュウリはザルにあげて軽く水切りをしておく。
4./ハムは放射状に8つに切る。タマネギはみじん切り。1のゆで卵もみじん切りにする。

ジャガイモ以外の材料

 

5./1のジャガイモに竹串を刺してすっと通ったら、火からおろす。ザルにあげて粗熱をとり、手で皮をむく。芽の部分には毒素があるので、取り除く。

皮は手でするするむける

6./ジャガイモをボウルに入れ、木べらでつぶす。
7./6に、2のリンゴ、3のニンジン、キュウリ、4のハム、タマネギ、ゆで卵、マヨネーズ、こしょうを入れて混ぜ合わせる。こしょうは少な目に入れて、お好みの味まで足す。

材料すべてを混ぜる

 

キュウリやミニトマトで飾れば映える

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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