自分好みのマヨネーズを作ってみませんか。フードプロセッサーを使うと、3分足らずで約180gの新鮮なマヨネーズが出来上がります。
基本はまろやかな味ですので、お好みでちょっと酸っぱめにしたり、こしょうや辛子を加えるなどのアレンジもお望みのまま。添加物の心配がないのも、うれしいところ。
サラダや玉子サンドなどに、ご活用ください。
自家製マヨネーズの作り方
全卵を使います。黄身だけを使う方法よりも手早く作れて、まろやかな味に仕上がります。
穀物酢とサラダ油の組合せが一般的ですが、米酢やワイン酢、オリーブ油などでも大丈夫です。材料によって、クセのある味になります。
作り方のコツは、油を加える際、最初に大さじ1ずつを2回しっかり混ぜて乳化をうながしておくこと。油と酢がいったん分離してしまったら、二度と交わってはくれませんので、最初の出会いにはくれぐれもご注意を!!
【材料】
・卵:1個
・酢:大さじ1
・レモン果汁:小さじ1
・塩:小さじ1/2
・砂糖:小さじ1/2
・油:150ml
【作り方】
1./フードプロセッサーに油以外の材料(卵、酢、レモン果汁、塩、砂糖)を入れて、全部を20秒ほど混ぜ合わせる。
油以外の材料を一度に混ぜる
2./油の分量のうち大さじ1を加えて、30秒ほど混ぜる。もう一度、大さじ1を加えて、30秒ほど混ぜる。全体が白っぽくなっていたらOK。
大さじ1の油を2回混ぜた状態
3./残りの油の1/3を加え、20秒ほど混ぜる。さらに1/3を加えて、20秒ほど混ぜる。最後の1/3は30秒ほど。ツノが立つほどしっかりしていたら、でき上がり。
ツノが立てば、できあがり
●野菜サラダに
こしょう適量を加えます。とりわけ春野菜には、特有の苦みと甘味を活かす最高のドレッシングになります。
アスパラガスと春キャベツに
●玉子サンドイッチに
お好みで辛子適量を加えてください。ゆで玉子をあらみじんに切り、辛子入りマヨネーズで和えて、耳を切り落としたパンではさみます。辛みがピリっと効いた、おいしいサンドイッチです。
辛子マヨネーズが玉子を引き立てる
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。