菊芋の主成分は天然のインシュリンと呼ばれるイヌリンという水溶性食物繊維です。芋ではありますが、ジャガイモ等のでんぷんを多く含む芋と比べてカロリーが低めなのが特徴です。生のままでも、加熱しても美味しくいただける食材です。ただ、加熱しすぎるとイヌリンの成分が減少してしまうので加熱調理するときは短時間にすることが望ましいです。皮ごといただけるので調理も簡単です。今回は火を使わずできる一品をご紹介します。
【材料】
・菊芋:200g
皮ごと食べられます
・酢:大さじ6
・砂糖:大さじ3
・塩麹:小さじ1
・枝豆:大さじ2(茹でたさやなしのもの)
【作り方】
1./菊芋は皮ごと使うのでよく洗い、2mm幅にスライスして水にさらす。2分したらザルにあげペーパータオルなどで水気を取る。
パリッと
2./酢・砂糖・塩麹を鍋に入れて火にかけ砂糖が溶けたら火から下ろして冷ます。
3./保存袋に菊芋と茹でた枝豆を入れて甘酢を注ぎ、よく馴染ませて冷蔵庫で寝かせる。
全体に馴染むように
4./寝かせて2日で出来上がり。
菊芋らしいシャキシャキ感
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
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