最近、食酢の人気が高まっています。そこで酢を煮詰めた万能調味料「コクうま酢」を作ります。酢は加熱すると酸味は飛びますが、旨味は残るのを利用した調味料です。琥珀色で若干の甘味があり、コクが効いています。
「コクうま酢」の作り方
作り方は簡単、酢と砂糖を煮詰めて、最後に水を入れてさらに煮詰めて完成です。酸っぱくないので、何にでもかけて使えます。保存期間は1~2週間です。酢は米酢より、クセの少ない穀物酢の方が向いています。甘味を抑えるなら砂糖の分量を半分に減らしてください。
【材料】
・穀物酢:200ml
・砂糖:大さじ2
・水:50ml
【作り方】
1./ステンレスかホーローなど、酸に強い鍋を用意し、酢と砂糖を入れてやや強火で加熱する。
ステンレスの鍋で加熱
2./最初はサラサラしているが、8分位煮詰めていくと徐々に粘度が出てくる。こうなったら水を入れてさらに2分位煮詰める。鍋の周りに茶色く焦げたようになったものも、ゴムベラなどでこそげ落として液体に混ぜこむ。
3./粗熱を取って容器に移して出来上がり。
琥珀色が美しいコクうま酢
コクうま酢を使ったエスニック素麺の作り方
コクうま酢とナンプラーを使って、エスニック風素麺を作ることができます。コクうま酢をかけながらいただくと、コクが出てとても美味しくいただけます。具材はお好きなものをどうぞ。
【材料】
・素麺:1束(100g)
・レタス:葉2枚
・むきえび:5尾程度
・鶏肉:50g程度
・ごま油:大さじ1
・ナンプラー:大さじ1/2
・コクうま酢:適量
・胡椒:少々
1./レタスは粗めにザクザクと切り、鶏肉は細めに切っておく。
2./素麺をやや固めに茹で、水で洗ってぬめりを取り、よく水気を絞る。
3./フライパンにごま油をひき、鶏肉とえびを炒める。
えびと鶏肉を炒める
4./鶏肉の色が変わったら、2を入れて炒める。
5./レタスを入れ、ナンプラーと胡椒を入れて軽く炒めて出来上がり。
レタスは最後に
コクうま酢をたっぷりかけてどうぞ!
(文責・編集部)