前回掲載した「スイートチリソース」と相性抜群のレシピをご紹介しましょう。
おもしろいことに、東南アジア地域とイタリアで、同じ郷土料理があります。イタリア語で「フリット」と呼ばれる揚げ物です。地域やお店、家庭によってレシピは少し異なりますが、卵白のメレンゲを使うのがお勧めの調理法。ふんわりした食感が油っぽさをマイルドにし、いくらでも食べられます。
今回は、ベトナム・ハノイで食べたエビのフリットを基本にします。お好きな材料で「フリットミスト(イタリアで、揚げ物の盛り合わせ)」をお楽しみください。
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フリットの作り方
下味に塩麹を使い、和風にアレンジしてみました。具材の持ち味を生かし、旨味が加わってさらにおいしくなりますよ。
油の温度170度とは、菜箸を入れた時にやや大きめの泡が上がってくるような状態です。
【材料】
・むきエビ:100g
・塩麹:小さじ1
・卵(卵黄と卵白に分けて使う):1個
・薄力粉:大さじ4
・水:大さじ2
・油:適量(エビの高さの半分くらいになるように)
【作り方】
1./エビの背ワタは取り除き、塩麹をもみこむ。
エビの下ごしらえ
2./ボウルに卵黄を入れて溶く。薄力粉をふるい入れ、水を加えて、混ぜる。
ダマにならないように混ぜる
3./別のボウルに卵白を入れ、固く泡立てる。2のボウルに加え、泡をつぶさないようにしながら、さっくりと混ぜる。
さっくりと混ぜる
4./1のエビの水分を、キッチンペーパーで軽く拭き取る。薄力粉(分量外)を、薄くまぶす
5./3の衣を付けて、170度の油で揚げる。片面に火が通ったら、引っくり返して、両面を揚げる。
スイートチリソースを付けて召し上がれ
●フリットミスト(揚げ物の盛り合わせ)
エビと同じ要領で、イカや野菜を揚げます。
イカは油がはねやすいので、気をつけてください。写真はスルメイカ。内臓や目などを取り、皮をむき、胴体は輪切りに足やエイ部は食べやすい大きさに下処理しておきます。お刺身なら下処理なしでOKです。
イカは下処理しておく
写真は右上から時計回りに、ズッキーニ、エビ、イカ、カボチャ。
お好きな食材をフリットに
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵ソムリエの資格を取得。