ひとくちにイカと言っても種類は多く、日本近海で生息しているものだけでも約130種と言われています。そのため旬を問わず一年中美味しく食すことのできる食材といえます。今回は手軽に手に入るスルメイカを使ってみました。スルメイカは生のままでも、加熱しても乾燥させても美味しくいただけます。里芋とやさしい旨みのあるサッパリ煮にしました。
【材料】
・スルメイカ:1パイ
・里芋:3個(250g)
・塩麹:大さじ1
・だし汁:80ml
・本みりん:大さじ1
・昆布:3g
【作り方】
1./イカは足を抜きワタを取りのぞく。足の吸盤に固いところが残っていたら指でこそげ取る。
2./イカの胴体は1cm幅に切り、足は2本位にわけ長いものは半分にする。
3./イカと塩麹大さじ1を保存袋に入れて外側からよく揉み込み冷蔵庫で2時間おく。
塩麹で旨みを引き出す
4./里芋の皮をむき、食べやすい大きさに切る。
5./里芋を鍋に入れ、芋がかぶるくらいに水を入れて中火で5分~8分位下ゆでをする。箸をさして柔らかさを確認する。
6./昆布はキッチンバサミで5mmに切って、だし汁に入れておく。
7./鍋に3と下ゆでした里芋・だし汁・昆布・本みりんを入れて落とし蓋をし、中火弱で7分煮る。
イカの旨みを里芋にしみ込ませる
8./器に盛り付けて出来上がり。
召し上がれ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
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