しょうゆ麹を使ったレシピの第2弾、ホタテとイカと豆腐の登場です。
この3種はグリルで焼かず、バター焼きにしました。バターしょうゆの味付けでおいしくなることは実証済みだからです。
結果はねらい通り、予想以上においしくなりました。副菜としてもお酒のお供としてもイケます。しかもお酒はビール、日本酒、焼酎、ワイン、どれにでも合います。発酵食品を使っているので、腸にやさしいこともうれしいですね。
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ホタテのしょうゆ麹漬けバター焼きの作り方
ホタテ貝柱には、アルコール分解や疲労回復を速めるタウリンというアミノ酸が豊富に含まれています。バター焼きにする際、火が強いと中まで加熱されないうちに焦げてしまうのでご注意を。
【材料】
・ホタテ貝柱:100g
・しょうゆ麹:大さじ1
・おろしショウガ:小さじ1
・みりん:小さじ1
・バター:5g
・(お好みで)七味、山椒:適量
【作り方】
1./しょうゆ麹、おろしショウガ、みりんを混ぜて漬け液を作る。
2./保存袋にホタテと1の漬け液を入れる。ホタテにまんべんなく漬け液を塗り付ける。空気を抜き、冬なら1日、夏ならひと晩、常温で放置する。その後は冷蔵庫で保存する。
保存袋で漬けこむ
3./漬け始めて2、3日経ったころから5日くらいがおいしい。長く保存するほど、味と色が濃くなる。
しょうゆ麹でツヤツヤのホタテ
4./ホタテを袋から取り出し、麹をキッチンペーパーで軽くふき取る。フライパンにバターを入れて弱火にかけ、溶けたらホタテを入れて焼く。
弱火のバター焼き
5./両面を焼く。ホタテに焦がしバターを絡みつける。
バターを絡みつける
6./両面がキツネ色になり、中まで火が通れば、できあがり。お好みで、七味や山椒を振りかけて召し上がれ。
香ばしい香りが漂う
イカのしょうゆ麹漬けバター焼きの作り方
今回は旬のヤリイカを使いましたが、イカの種類は問いません。下ごしらえとして、ワタやくちばしを捨て、皮をむいておきます。刺身用に調理された物を使っても結構です。
材料のイカの量は、下ごしらえ済みの正味100g。作り方は、ホタテをイカに替えるだけでOKです。
身もゲソもおいしい
豆腐のしょうゆ麹漬けバター焼きの作り方
豆腐は、崩れにくくて味しみの良い焼き豆腐がおススメです。キッチンペーパーに包んで重しをして30分放置するか、キッチンペーパーに包んで電子レンジ600Wで2分加熱して、水切りをしてから使いましょう。
豆腐は1パック使います。作り方は、ホタテを豆腐に替えるだけでOKです。
味のしみこんだ豆腐
ご飯にもお酒にも合う三種
福田恭子/発酵食品ソムリエ。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。
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