しょうゆ麹のススメ!「しょうゆ麹漬け焼き 鯛、鮭、鯖」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2023.03.11

「鱈(タラ)のしょうゆ麹漬け焼き」を読んでくださった読者から「鱈以外の白身魚でもできますか?」というご質問をいただきました。
理論的には、しょうゆと相性の良い物ならおいしくなるはず。というのも、「しょうゆ麹」はベースのしょうゆに麹の旨味を加えたものだからです。
さっそく、白身の鯛(タイ)、鮭(サケ)、鯖(サバ)の三種を試作してみました。いずれも100gほどの切り身。さて、その結果は…想定以上においしいものになりました。ご報告します。

 

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ご飯がすすむ「タラのしょうゆ麹漬け焼き

 

鯛のしょうゆ麹漬け焼きの作り方
鯛は鱈と同じく白身の魚です。もちろんおいしかったのですが、鮭と鯖が1日で十分漬かったのに対し、鯛はしょうゆ麹の味が表面的にとどまってしまいました。そこで、2日以上漬けこむと味がしみておいしくなりました。
くせのない上品な味わいに仕上がりました。

 

【材料】
・鯛:1切れ(100gの切り身)
・しょうゆ麹:大さじ2
・おろしショウガ:小さじ1
・みりん:小さじ1
・(添え野菜としてお好みで) 大根おろし、ユズ、ほうれん草とモヤシのゴマ和え:適量

 

【作り方】
1./しょうゆ麹、おろしショウガ、みりんを混ぜて漬け液を作る。
2./保存袋に鯛と1の漬け液を入れる。鯛にまんべんなく漬け液を塗り付ける。空気を抜き、冬なら1日、夏ならひと晩、常温で放置する。その後は冷蔵庫で保存する。

保存袋で漬けこむ

 

3./漬け始めて2~3日経ったころから1週間くらいが食べごろ。長く保存するほど、味と色が濃くなる。

2日漬けた鯛

 

3./鯛を袋から取り出し、麹を軽くふき取る。グリルの弱火で両面を焼く。お好みで、大根おろし、くし形に切ったユズ、ほうれん草とモヤシのゴマ和えなどを添える。

添え野菜はお好みで

 

鮭のしょうゆ麹漬け焼きの作り方

鮭は、1日で十分漬かりました。独特の風味としょうゆが相性バッチリ。鮭好きの方なら、ぜひお試しあれ。沸騰したお湯を注いで「鮭茶漬け」にすると、ショウガの香りもたち、朝食やお酒の後のシメにおススメです。
材料と作り方は、鯛を鮭に替えるだけでOKです。

漬けて1日後の鮭

 

冷めてもおいしい

 

鯖のしょうゆ麹漬け焼きの作り方
鯖も1日で漬かります。鯖には酢味のほうが合うかもしれないと思っていたのですが、実際には脂が良い感じでしょうゆと交わり、麹の働きで柔らかくなった身がふっくらして、実に美味。ぜひ温かいうちにお召し上がりください。
鯖(120g)が少し大きかったので、しょうゆ麹は大さじ1と1/2使いました。
作り方は、鯛を鯖に替えるだけでOKです。

漬けて1日後の鯖

 

温かいうちに召し上がれ

 

魚三種のしょうゆ麹漬け焼き

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵食品ソムリエの資格を取得。

 

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この記事を書いた人

編集部
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