酸っぱさを手なづけるその60でご紹介した葉生姜おろしだれを使った温かい献立のご紹介です。
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材料は、生姜と相性の良いいかときゅうり、味の完成している葉生姜おろしだれを使うので、作り方はとてもシンプルです。
葉生姜おろしだれを使ったいかときゅうりの炒めの作り方
【材料】
・いか(小さいもの):2~3杯
・きゅうり:1本
・三つ葉:1/2袋
・葉生姜おろしだれ:大さじ2
・日本酒:大さじ1+大さじ1
・塩:少々
・油:適量
【作り方】
1./葉生姜おろしだれを用意する。
2./いかを流水で洗い、甲と内蔵、目と口を取り除き、筒の中もよく洗い、1cm幅の輪切りにし、日本酒大さじ1まわしがける。
(輪切りされているいかでもOK)
いか全体に、日本酒をなじませる
3./きゅうりを洗い、約4cmの乱切りにする。
4./三つ葉を洗い、約3cmに切る。
5./鍋を温め、油少々入れ、3のきゅうりを強火で炒め、きゅうりのところどころに焼き目がつき始めたらきゅうりをバットに取り出す。
きゅうりの焼き目がよいアクセント
6./5の鍋に1のいかを入れ、強火で炒め、日本酒大さじ1を入れる。
いかに日本酒の風味をまとわせる
7./続いて、5のきゅうりを戻し入れ、葉生姜おろしだれを追加し、さらに炒め、全体に葉生姜おろしだれが馴染んだら、塩少々し味を調え、火を止める。4の三つ葉を和え、器に盛り付けたら出来上がり。
アツアツ出来立てをごはんとともに
さわやかな葉生姜おろしだれが、いかの旨みを引き立て、きゅうりを強火で炒めることで生食とは違った味わいが楽しめます。三つ葉の香りが全体をまとめ、爽快なひと皿に仕上ります。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)