京都の山城地区(京都府の南部に位置する7市7町1村)には、干し柿(古老柿)を使った「なます」の郷土料理があります。干し柿の自然の甘味とねっとりした食感、大根、人参のパリパリ感がなんとも絶妙な組み合わせです。今回は、以前ご紹介したヘタのない「自家製吊るし柿」を使って作ります。
「古老柿なます」の作り方
干し柿は細く切るので、固いようならあらかじめ漬け汁に浸けて柔らかくしておきます。干し柿を多めに入れるとお茶菓子のようにいただけます。お好みで調整してください。
【材料】
・干し柿:1~2個
・大根:中サイズの1/4本
・人参:1本
・塩:小さじ1
・酢:大さじ3
・砂糖:大さじ2
・本味醂:大さじ2
・白ごま:少々
【作り方】
1./大根と人参は皮をむいて千切りにし、ボウルに入れて塩を振り、もんでおく。
それぞれ千切りにする
2./酢、砂糖、本味醂を合わせて漬け汁を作る。
3./干し柿が固いようなら2に浸けて柔らかくし、細く切る。
柿を漬け汁に浸けて柔らかくする
4./1をギュッと握って水気を絞り、ボウルに入れ、2と3を入れてよく混ぜる。
大根と人参の水気をぎゅっと絞る
5./白ごまを振って出来上がり。
甘味と酸味が美味
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