軸がなくても干し柿はできる!「自家製つるし柿」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.11.16

柿が熟す時季になりました。生もおいしいけれど、干し柿も好きという方も多いと思います。栄養価もアップします。今回は自宅でできる、吊るして作る干し柿の作り方をご紹介します。普通、吊るし柿は柿のヘタと軸を残し、軸にひもを結んで作りますが、軸を残して収穫するのが面倒だし、いただく場合や店頭にあるものも軸は付いていないことがほとんどです。こうした軸のない柿を干す場合に使える裏ワザです。吊るして干すと、ザルなどで干すよりもカビずにきれいに早く仕上がります。

 

「自家製吊るし柿」の作り方
干し柿は熟しきっていない固めのものを選んでください。あとは焼き鳥用の竹串、ひもがあればOKです。出来上がりの柔らかめ、固めは干し具合で調整します。

 

【材料】
・生柿
・焼き鳥用の竹串
・ひも:1連5個付けるとして1m程度

 

大き目の軸なし渋柿

 

【作り方】
1./柿は包丁やピーラーなどでヘタの周りを残して皮をむく。

ヘタの周りを残して皮をむく

 

2./焼き鳥用の竹串(100円ショップなどで入手可)をヘタの下から刺して貫通させる。ヘタギリギリだとヘタに突き当たって貫通しないので、ヘタの5mmぐらい下を狙うとよい。

ヘタの下に竹串を貫通させる

 

3./ひもに結び目を作り、そこに串を通す。反対側も同様にする。この柿の下に同様に4個程度はつなげて付けられる。

ひもを結ぶ

 

4./陽当りの良い場所に吊るす。2週間程度干して出来上がり。カビる原因になるので雨には絶対あてないように注意。

1週間経過。透明感が出てくる

干し上げてからポリ袋などに入れておくと水分が戻ってしっとりするので、若干干しすぎかなぐらいでちょうど良い感じです。

 

発酵手帳2023年版、ついに発売!

『発酵手帳 2023』10月4日発売

文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)

464頁

定価:本体2,000円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-41-3

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい