皮を煮出して丸ごと栄養!「ブドウのレアチーズケーキ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.09.12

「季節の果物のレアチーズケーキ」第4弾、秋の果物ブドウで作ります。
品種は、種なしの巨峰かピオーネで濃い色の物を選んでください。
黒系のブドウの皮には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれ、眼精疲労や活性酸素を除去する効果があります。皮を煮出し、生地に混ぜ込んでいただきましょう。また、ブドウ糖は疲労回復効果が大きく、脳の働きを活発にします。スポーツや勉学に励む秋にぴったりですネ。

 

ブドウのレアチーズケーキの作り方
皮をむいて使います。むきにくい場合は、沸騰した湯にくぐらせると(工程2)簡単にむけます。皮の煮汁で、実に色を付けます。生地作りにはフードプロセッサーかミキサーを使うと時短で作れますが、ない場合はボウルに入れて練ってください。

 

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【材料】
・種なしブドウ(巨峰かピオーネ):400g
・クリームチーズ:200g
・生クリーム:100ml
・粉ゼラチン:500ml用の分量
・砂糖:50g
・水:200ml

 

【作り方】
1./ブドウは1粒ずつ、よく洗う。皮をむいて、実と別に取り置く。むきにくい場合は、以下の工程で。
2./(1で皮がむけた場合は、この工程は省く)沸騰した湯(分量外)に、1粒ずつのブドウを入れ、1分ほどゆがき、冷水にさっと浸けて取り出す。皮はスルリとむける。

皮は取り置く

 

3./鍋に水を入れ、火にかける。沸騰したら、ブドウの皮を入れ、5分ほどしっかり煮出す。皮が白っぽくなるまで煮る。
4./ブドウの実を容器に入れ、3の煮汁を上から注ぎ入れる。あら熱が取れたら、ブドウの皮もしっかりしぼって容器に注ぎ足す。5時間ほど(できれば、ひと晩)置く。気温が高い場合は冷蔵庫に入れる。

実がブドウ色に染まる

 

5./クリームチーズを電子レンジ600Wで30秒加熱して柔らかくする。フードプロセッサーにかけてペースト状にする。生クリームを入れて、さらによく混ぜる。
6./4から煮汁200mlを鍋に入れる。足りない場合は水(分量外)を足す。砂糖を加えて、弱火にかける。砂糖が溶けたら火を止め、粉ゼラチンを入れ余熱で溶かす。温度が高いとゼラチンがダマになる場合があるので注意。
7./5に6を加えて、よく混ぜる。

なめらかになるまで混ぜる

 

8./水で濡らした容器に、7を注ぎ入れる。冷蔵庫で2時間ほど、冷し固める。
9./容器をぬるま湯に数秒つけ、皿を蓋のように当てて、引っくり返して落とし出す。4のブドウの実で飾る。

薄いブドウ色が秋を呼ぶ

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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編集部
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