あなたがイチゴかチーズ、あるいはその両方がお好きなら、イチゴのレアチーズケーキを作らないという選択肢はありません。簡単に作れて、見た目におしゃれで、なにより美味しいから。
イチゴを練り込むことで、桜のようなピンク色になります。ピンク色はコマーシャルの世界では、愛情や感謝を伝える色とされているそうです。
心もお腹も癒されて、春を楽しく過ごしましょう。
イチゴのレアチーズケーキの作り方
フードプロセッサーかミキサーを使うと時短で作れますが、器具がなくても大丈夫。ボウルに入れて練ってください。材料を加える度によく練ると、きれいに混ざります。
下記では、容器から取り出しやすいように、小さめの容器2つに分けましたが、大きい1つのホールケーキにすると華やかにすることができます。
【材料】
・イチゴ:200g
・飾り用のイチゴ:適量
・クリームチーズ:200g
・生クリーム:100ml
・レモン汁:半個分
・粉ゼラチン:500ml用の分量
・砂糖:50g
・水:50ml
【作り方】(容器2つ分)
1./イチゴは洗ってヘタを取り、フードプロセッサーかミキサーにかけてピューレ状にし、別の容器に取出しておく。器具がない場合は保存袋に入れて、もみつぶす。
しっかりもみつぶす
2./クリームチーズを電子レンジ600Wで30秒加熱し、柔らかくする。フードプロセッサーかミキサーにかけて、よく練った状態にする。器具が無い場合は、ボウルに入れ、ゴムベラか木ベラでよく練る。
3./2に、1のイチゴ、生クリーム、レモン汁を加えて、よく混ぜる。
4./小鍋に水と砂糖を入れて、弱火にかける。砂糖が溶けたら火を止め、ゼラチンを入れ、余熱でゼラチンを溶かす。温度が高いとゼラチンがダマになる場合があるので注意。
5./3に4を加えて、よく混ぜる。
6./容器を水(分量外)で濡らす。飾り用イチゴを縦半分に切り、容器の底に切り口を下にしてきれいに配置する。
きれいに配置する
7./飾りイチゴがずれないように注意しながら、6の半量をおたまなどでそっと流し入れる。2つの容器に作る。
底のイチゴがずれないように
8./冷蔵庫で2時間ほど、冷やし固める。
9./容器をぬるま湯に数秒つけ、皿を蓋のように当てて、引っくり返して落とし出す。
飾りイチゴがかわいい
●1つのホールケーキにする
上記のレシピで、1つのホールケーキにすると、豪華さを演出することができます。写真では、18㎝丸型のスポンジケーキ型を使用しました。イチゴの飾り方は、いろいろ工夫してみてくださいね。
華やかに、春らしく
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。