黒豆といえば、お節料理に欠かせない黒豆煮を思い浮かべる人が多いでしょう。
スーパーマーケットなどでも、甘く煮た黒豆のパックを売っていたりもしますよね。和菓子にも黒豆が使われていたり、「黒豆」=「甘い食べ物」という認識がなんとなくあるのではないでしょうか。
黒豆は、日本において伝統的に食べられてきました。その歴史は平安時代にさかのぼるとも云われているほど、長い歴史をもつ豆なのです。
大豆特有の成分であるレシチンやイソフラボンなどのほか、黒豆の皮にはアントシアニン系ポリフェノールが豊富に含まれています。さらに、カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれており、近年では健康食品としても注目されている秀でた食材です。
さて、今回は「甘くない」黒豆の美味しい食べ方「黒豆ペーストで和風フムス」をご紹介!「フムス」とは、中東地域で食べられている伝統的なペーストの料理(主にひよこ豆が使われる)。ペーストなので、パンやクラッカーなどに塗って、食べます。
黒豆ペーストで和風フムスの作り方
【材料】
・黒豆の水煮:1カップほど
・煮汁:大さじ3~4
・練り白ごま:大さじ2~3
・スダチや柚子の絞り汁:小さじ3
・塩:適量
・コショウ:適量
・オリーブ油:適量
【作り方】
1./黒豆の水煮を用意し、煮汁ごとフードプロセッサーやミキサーで粗めに撹拌させる。
粒が少し残る程度の粗さで
2./1に練りごま、スダチ(柚子)の絞り汁を加え、さらに撹拌させる。
白ごまでまろやかな味わいに
3./2に塩、コショウを加え、ゴムベラやスプーンなどで混ぜ合わせたら完成。
4./フムスのようにオリーブ油を垂らしていただきます。
出来上がり