有吉佐和子さんお勧め! 風邪の妙薬「ゴボウ味噌汁」

カテゴリー:レシピ, 味噌 投稿日:2018.11.04

名作中のセリフ「だまされたと思って飲んで」

風邪がはやり始めました。

「風邪の妙薬よ。だまされたと思って飲んでごらんなさい」

小説『恍惚の人』のなかで、主人公が夫に言うセリフ。その「妙薬」とは「ゴボウ味噌汁」です。

『恍惚の人』は、有吉佐和子さん(1931~84)の作品で、高齢者の認知症を扱っています。1972年には194万部のベストセラーとなり、映画やテレビ、舞台でも大ヒットしました。

読書の秋たけなわ。温かい「ゴボウ味噌汁」を飲みながら、夜長を楽しむのはいかがですか。

 

皮に栄養がある

『恍惚の人』の主人公は「ゴボウを生ですりおろしたのよ。お味噌も煮立ててないから、おいしいでしょう。(風邪には)絶対に効くはずよ」と言います。

小説の中のセリフと侮るなかれ。ちゃんとした裏付けがあります。

ゴボウは、植物繊維のほか、皮の部分にタンニンやクロロゲン酸などのポリフェノールを含んでいます。これらは抗菌力と抗酸化作用が強く、風邪予防効果が期待できるのです。

従って、皮は剥きすぎないように。

ゴボウの旬は、11月~2月です。簡単にできるゴボウ味噌汁を、試してみてください。

 

【材料】(吸物椀1杯分)

・ゴボウ(すりおろしたもの):適宜(目安として20g)

・味噌:適宜(目安として10g)

・熱湯:吸物椀1杯分

すりおろしたゴボウ(左)と味噌

 

【作り方】        

1./ゴボウの泥を、洗い落とす。皮はタワシか金属タワシ、包丁の背などで軽くこそげ落とす程度でよい。

皮はこそげ落とす程度に

 

2./1のゴボウをすりおろす。

3./すりおろしたゴボウと味噌を、こね合わせる。

4./熱湯を注いでよく混ぜる。

 

自己紹介文

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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