「幸せホルモン」をご存じですか?
「幸せホルモン」とは、「幸せだなあ」と感じる時に分泌される物質で、「なんか元気が出ない」という時はこの「幸せホルモン」が不足しているのかもしれません。
「幸せホルモン」のなかでも代表的なのが、神経伝達物質のセロトニン。そのセロトニンを最も効率よく摂取できる食品がバナナだといわれています。
気分をリセットしたいときにぜひおすすめします。作り方はいたって簡単。バナナを酢漬けにした新タマネギに漬け込むだけ。酢漬けの新玉ねぎは血液サラサラ効果が期待できます。朝食、デザートなどにいかがでしょうか。
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「新タマネギの酢漬けとバナナ」の作り方
新タマネギの酢漬けには、ぜひバルサミコ酢を使ってください。バルサミコ酢の深みのある酸っぱさが、バナナの甘味とねっとり感を活かしてくれます。ハチミツを用いて、ミネラルやビタミン類も摂取しましょう。
冷暗所で保存し、2日ほど漬け込んで、材料の味がなじんだ頃から食べ始めてください。
【材料】
・新タマネギ(みじん切りにしておく):200g
・バルサミコ酢:100ml
・ハチミツ:大さじ1
・バナナ:2本
【作り方】
1./新タマネギをみじん切りにして、容器に入れる。
2./1に、バルサミコ酢とハチミツを入れて混ぜる。
新タマネギと酢の漬け液
3./2に、輪切りにしたバナナを漬ける。ひと晩以上、できれば2日ほど冷暗所に置いて、味をなじませる。
バナナを漬け込む
幸せホルモンの元
●ヨーグルトやアイスクリームのトッピングとして
乳製品にも、トリプトファンという幸せホルモン物質が含まれています。バナナとの相乗効果が望めます。
自然の甘味がおいしい
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。